注文住宅を建てようとなった場合に、CMでも大々的に放送されていて実績も豊富だからという理由でハウスメーカーに決めようと思う人も多いものです。
しかし依頼する前には、聞いておくべき説明もあるため、どのようなポイントを押さえて話を聞けば良いのかを、しっかりと頭に入れておく必要があります。
まず最初に聞いておきたいこととしては、アフターサービスの内容と期間が挙げられます。
注文住宅が完成した後に、万が一建物に不具合が出た際に、それを修繕してもらえるサービスのことを指しています。
生活を始めてから壁紙が剥がれてきた、床がきしむなどの問題が万が一起こった場合に、アフターサービスが充実していれば安心感が得られます。
建物の構造に関わる基礎や土台、梁などの部分は、法律で10年間の保証が義務付けられていますが、それ以外の部分はメーカーにより保証内容や期間が異なります。
そのため契約する前にこの内容や期間についてしっかりと確認するようにしましょう。
二つ目には標準仕様の設備かどうかです。
注文住宅と聞くとあれこれ自由に決められると思っている人が多いかもしれません。
しかし紹介されているものの多くは標準仕様とは異なりオプションである可能性も高く、取り入れるとなるとプラス10万円ほどかかるものも多いものです。
すでに取り入れたいと思っている設備があれば、この設備が標準なのか、それともオプションなのかを聞いてみることが大切です。
予算に合わせ絶対に取り入れたい設備やランクを下げても良い設備など取捨選択をすることにより、満足度の高い住宅を建てることにも繋がります。
そして住宅性能表示制度のランクを確認することも重要です。
住宅はパッと見ただけではしっかりとした造りなのかどうかは分かりません。
そこで参考にしたいのが住宅性能表示制度と呼ばれるものです。
目に見える数値として住宅の性能を判断することができます。
標準仕様で建てた場合に、住宅性能表示制度を確認することが重要です。
さらには資金計画の相談も是非ともしておきたいところです。
優れた営業マンであれば、住宅ローンに関する知識も豊富なはずです。
どのくらいのローンが組めそうなのかがわかれば、どれだけ家にかけられるのかもはっきりとします。
その他にもさまざまなポイントがありますが、最低でもこれだけは聞いておきたいことと言えるでしょう。
全てが完成した後に後悔しないようにするためにも、契約する前には様々なポイントを把握しておきましょう。