注文住宅を依頼するとき、地元密着型の企業に依頼をする人が増えています。
地域のこと、土地状況や建築条例・環境・根回しの相手などを知り尽くした、家を建てるときに欠かせない情報を熟知したスタッフが、最適な住まいづくりの提案をできることがメリットです。
地元に古くから根付いている企業だからこそできる細やかな現場管理と緊急時の迅速な対応、気兼ねなく依頼できるアフターサービスなど、品質を大切にするこだわりがあります。
大手と違って聞いたことがないから心配だとか、距離が近すぎて言いにくいなどのデメリットを挙げる人もいます。
確かにネームバリューは大切ですし、周りの人間に説明や相談をする時にも聞いたことがない企業だと言い難い面はありますが、いざ相談をしてみると安心できたと感じる人がほとんどです。
注文住宅を購入するときの選択肢は、意外と多いです。
大手ハウスメーカーや工務店・設計事務所・不動産仲介会社など、どこを選ぶのが正解なのかを見つけるのは簡単とは言えません。
その中でも地元密着型の企業が選ばれている理由として、高品質・低価格が挙げられます。
ただのローコスト住宅や安さばかりが売りの建売住宅とは違い、品質を落とさずに無駄を省いていくことに成功していることで、価格を抑えて品質の良い一戸建てを建てることができます。
営業や設計士・施工チームなども同じ会社に所属しているため、中間マージンがいちいちかかりません。
大手のハウスメーカーだと設計や施工管理は外注しているところも多いです。
その分マージンを上乗せすることは避けられず、支払い金額は高くなりがちです。
地元に密着している企業なら外注の必要はなくなり、安く抑えることができます。
また、高額な広告費をかけていないことから、より原価に近づけられるのも優位点です。
全国展開をしているハウスメーカーなどでは、驚くほどの広告費を使っています。
テレビCMに雑誌広告・チラシの大量送付・住宅展示場の設置など、確かに安心感はありますが、価格が高くなるのも必然です。
そこに至るまでにかかった人件費や会社の維持費も、建物に上乗せされるため高くなってしまうのも頷けます。
地域密着の注文住宅なら、設計から工事完成後のメンテナンスに至るまで一貫して同じ相手と付き合い続けることができます。
体調がすぐれない時にでもすぐに・気軽に相談ができる家のかかりつけ医のような存在が、すぐ近所にいてくれるようなものです。