注文住宅を建てる際に工務店に依頼しようと考えているのであれば、依頼するにあたり受けておきたい説明がいくつかあります。
その説明をしっかりと聞いておかなければ、こんなはずではなかったという後悔にもつながるため、しっかりとその説明について把握しておくことが求められます。
依頼する際に受けておきたい説明として、まず第一に挙げられることは、予算内で家が建つのかという点です。
人それぞれ予算が異なるので、自分たちの考えている予算で家が建てられるのかどうかを最初に聞いてしまいます。
これにより後から面倒なことに巻き込まれることを防ぐことにもつながります。
伝えるポイントとしては、ざっくりと家の予算を出しておき、土地や諸経費も含めた上で、予算内で家が建てられるかどうかを聞きます。
年収から住宅ローンを想像し、あとは頭金で予算を出しておきましょう。
家を建てたいと考えている地域によって、予算内にできるかどうかも変わります。
安い土地であれば総額が低くても何とかなるかもしれませんが、一等地であれば無理だということです。
ハウスメーカーであれば坪単価が80万円、110万レベルですが、工務店はこれとは異なり、50万円前後のところが多く見られます。
予算があまりないと言うのであれば、いくつかの店を回ってみることも一つの手段です。
低価格路線で建てられる店がきっと見つかるはずです。
二つ目に受けておきたいことは、どういう家が建つのか、得意としているのかということです。
デザインにこだわりたいと考えているのにも関わらず、建売のような定額制の家を得意としているところに依頼すれば、自分たちの理想とする注文住宅を建てることはできません。
企業により得意な分野は異なり、その特徴別に数社を訪問してみると良いでしょう。
具体的な特徴例としてはローコスト路線なのかそれとも定額制住宅なのか、その他にもデザイン住宅や自然素材住宅などがあります。
どこでも一緒だと思う人が多いですが、全く異なるのが実情です。
建築士が違うため家に対する考え方も違うということです。
この家に対する考え方が非常に重要であり、憧れを重視するのか、それとも住み心地を重視するのかにより間取りもガラッと変わります。
説明を受ける中でどのようなことを重視しているのかを見抜くことが求められます。
このようにしっかりと話をしておくことが重要だと分かりましたが、中には緊張してなかなか聞きたいことが聞けないという人も多いかもしれません。
そのような場合にはイベントに参加することも一つの手段です。