注文住宅の依頼先はどこがいい?

間取り設計において意識すべきポイント

間取り設計において意識すべきポイント

間取り設計において意識すべきポイント 注文住宅の大きな特徴として間取り設計の自由度が挙げられます。しかし、いざ自分で取り組んでみると、どのような間取りが良いのかイメージできないことも珍しくありません。そのため、事前に基本的なコツを把握しておくことが大切です。そうすると、最初の段階でうまくイメージできなくて、徐々に理想的な間取りに近づけていけます。多くのハウスメーカーは、注文住宅の施主にこれまで手がけてきた事例を見せてくれます。ゼロから考えるのは大変なので、それらを参考にして間取り設計を進めていくと良いでしょう。もちろんマネばかりする必要はなく、自分のこだわりを取り入れていくことも欠かせません。せっかく注文住宅を建てるなら、自分ならではのコンセプトを導入したほうが良いです。また、自分だけでなく同居を予定している家族の意見も取り入れてください。各自の生活動線を考慮しなければ、最適な間取りの実現は難しくなります。なお、ある程度のイメージが固まったら担当に伝え、設計士のアドバイスを聞くことも重要です。
さらに、注文住宅の間取り設計は段階的に進めることもポイントになります。すべての場所を一気に決めようとすると整合性を取りづらくなるので気を付けましょう。まずは玄関から内側に向かって検討していくのが定番の流れです。玄関は道路までの距離が短いところに設けます。ただし、中が通行人から丸見えになるような構成は避ける必要があります。玄関の位置や広さが決まると、それに連動する形でリビングやダイニングの間取りも決めやすくなるのです。基本的には日差しが入り込むところにこの2部屋を配置し、トイレや浴室などは反対の方角にレイアウトします。水回りの位置も注文住宅の間取り設計に与える影響が大きいです。たとえば、1階と2階のどちらを選ぶかにより、他の部屋も自動的に分類されることになります。1階にトイレや浴室を設けるなら、寝室やその他の居室は2階になるでしょう。2階を主な生活空間にする場合、リビングのような滞在時間の長い居室をそこに集約するという手もあります。
なお、間取り設計において見逃しやすいポイントとして、階段の位置や形状の選定が挙げられます。注文住宅ではリビングから接続させることが多く、それらはリビング階段と呼ばれるのが一般的です。おしゃれに見えやすいので、スタイリッシュな間取りを好む場合に重宝されています。家族が顔を合わせやすくなるメリットもありますが、来客時に家族が通りにくいというデメリットもあるので気を付けましょう。